古代と未来をつなぐ
耳のしごと

これまでの編集、インタビューや聞き書きの経験を通じ、語り手と聞き手の間に起こる何かに、絶えず心を動かされてきました。

間の取り方や相槌の打ち方といった技術としてではなく、その在り方や態度に興味を抱き続けています。

風が吹くことで、季節が巡り、根が張り、風土が生まれるように。聞くことの可能性を探りながら、言葉を風にのせていく編集会社として、三三社を立ち上げました。

こえを聴くことは、おぼろげなものの輪郭をなぞり、時にかたちを与え、また自分自身のこえを聴くことでもあります。

漠然とした違和感や確かな直感、心もとなさや悦びなど、ひとりのこえを起点に、人間の営み、土地の記憶や文化、植物や人間の霊性、身体性など、古いものにも新しいものにも依らない美しさを探求したいと思っています。


三三社のしごと


三三社は、「聞く」ことに特化した編集、出版会社です。インタビューや聞き書きをはじめ、制作も聞くことからはじまります。

●各種制作物やプロジェクトのディレクション、企画、編集
ウェブサイト、動画、書籍、小冊子、パンフレット、チラシ、SNS、企業のビジョン、ステイトメント、プロジェクトの理念や概要など

会社概要
社名:合同会社三三社(みみしゃ)
創立:2022年03月03日
資本金:2,000,000円

代表プロフィール
森 若奈(もりわかな)/神奈川県生まれ、在住。合同会社三三社代表/編集者。雑誌『エココロ』の副編集長を経て、2015年に編集者・菅原良美と共にライフジャーナル・ウェブマガジン「雛形」を立ち上げる。2021年にリニューアルし、日々の違和感から暮らしや社会について考えていく記事を展開。また、2018年より、500年のcommonを考える「YATOプロジェクト」に参画し、地域の人への聞き書きを通じて、本『郷土詩』を制作。その他、書籍『島もよう』(エスプレ)、『暮らしと。』『団地のはなし』(東京R不動産)、奥能登国際芸術祭2017公式フリーマガジン「おくノート」等の企画・編集を手がける。 2022年に独立し、“聞く”ことの可能性を探る編集会社「三三社(みみしゃ)」を設立。