茅ヶ崎市美術館の25周年企画展「渉るあいだに佇む-美術館があるということ」にお声がけいただき、展示「こえを聴く」を担当させてもらいました。

本展示会のテーマは、「美術館があるということ」。

一見壮大にも感じる、問いのようなテーマに対するものが、個々人のなかにはあるのではないかと思い、半年ほど前から、茅ヶ崎市美術館周辺に暮らす人、訪れる人の聞き書きをはじめました。

大きな美術館とは違って、人が暮らすまちにある美術館だからこそ生み出されるもの、育まれるもの、見つからないもの。それぞれにとっての美、生活、生き方など、こえが集まることで、さまざまなあり様が浮かび上がってきました。

話を聞き、録音を聞き、文字に起こし、印刷して文字にする課程で改めて実感したのは、ひとりの語りの強さです。話者と聞き手の間に確かに生まれる何かに絶えず心を動かされていました。

茅ヶ崎市美術館は、駅からも海にも近く、緑が生い茂る公園の奥にひっそりとあります。2階のカフェは天気がよければ富士山もみえ、地野菜たっぷりのソーセージハムプレートは絶品です。お近くをお寄りの際は、散歩がてら足を伸ばしていただけたら嬉しいです。

「渉るあいだに佇む-美術館があるということ」
会期:2023年4月8日(土)-6月11日(日)
時間:10:00-17:00(入館は16:30まで)
休館:月曜日
入場料:700円
会場:茅ヶ崎市美術館
HP:https://www.chigasaki-museum.jp/exhibition/7120/