空き家になる前に建物の活用方法を考えるための小冊子、「建物活用ガイドブック」を制作しました。

まちのなかでは、ひとつの建物の存在は小さいかもしれませんが、使われない建物が、1軒、2軒と増えていくと、地域の活力は次第に失われていきます。

時代の変化とともに、事業の規模やあり方が変わっていくのと同時に、それに合わせて建物の大きさや使い方を変えていくのは、簡単なことではありません。

代々引き継いできた土地だから売るのはしのびない、古い建物だから貸せない、改装するのはお金がかかりそうなど、将来的に事業の縮小や廃業を考えてはいるものの、建物をどうするかを決めかねている方が多いのが現実です。

そこで、「貸す」「売る」「建て替える」の3つの項目にわけ、例えば「貸す」場合は、そのまま貸す、改装して貸す、サブリース事業者に貸す、期間限定で貸す、建物の一部分を貸す方法など、さまざまなやり方を漫画で紹介しました。


●小冊子「建物活用ガイドブック」
A5サイズ/フルカラー/全16P
漫画:コルシカ
デザイン:郡司龍彦
編集:森 若奈(三三社)
発行:東京R不動産(株式会社スピーク)
発行月:2022年12月