小中一貫で実施する演劇を用いた「コミュニケーション教育」、城崎温泉にある滞在型の創作施設「城崎国際アートセンター」など、これまで演劇を教育やまちづくりに取り入れてきた、兵庫県豊岡市。
最近では、劇作家で青年団主宰の平田オリザさんが学長を務める「芸術文化観光専門職大学」の開学、地域から世界に向けて発信する「豊岡演劇祭」の開催、地域の文化拠点である「江原湖畔劇場」、ライバルはウィーン少年合唱団という「たじま児童劇団」の誕生など、演劇を中心とした芸術文化の種が続々と芽吹いています。
これまで、それらの情報や意義をまとめて紹介するものがなかったということで、豊岡市の演劇にまつわる施設や取り組みとともに、演劇がどのように人々の生活や社会に染み込んでいるのかを紹介するガイドブック「すぐそこに演劇があるまち」の企画・編集を行いました。
●豊岡市まちづくりガイドブック「すぐそこに演劇があるまち」
P20/フルカラー/A5サイズ/市内にて無料配布
コンテンツ:平田オリザさんインタビュー、豊岡演劇祭、コミュニケーション教育、江原河畔劇場、たじま児童劇団、出石永楽館、芸術文化観光専門職大学、城崎国際アートセンター など
原稿:兵藤育子
デザイン:トモカネアヤカ
企画・編集:森 若奈(三三社)
発行元:兵庫県豊岡市
発行:2023年3月